2018年10月02日

こんにちは

こんにちは。更新はありませんごめんなさい。
他人のブログ記事を読んでいたら、唐突にブログ記事を書きたくなりました。
しかし書くことはそんなにないのでは……?
と、今思った次第です。

いつも拍手ありがとうございます。
返信不要コメも読み返してます嬉しいです。
投票ものぞいては、喜んだり、禅羅王の得票数に首を傾げたり、ニヤニヤしたり、首を傾げたりしています。

なんとなく書いてみた「もし、m310が悪役令嬢に転生したら」の序章をおいておきます。ムダに長い。
続かないので小説本文後にネタバレをどーんとおいておきます。

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 人は死んだらどこに行くのか。
 幼い頃、繰り返し大人に問うた。両親も、じいやもばあやも、使用人も、出入りの商人も、判で押したように同じ答えだった。
 ――体は母なる大地に還り、魂は光となりて天にまします神々の座に招かれ、そこで次の生あるまで心穏やかに過ごしますよ。
 ならば私も、輝く星々のように神のお膝元に招かれる時期が来たということだろうか。
 光になった魂というものは、自分でも見ることができるのだろうか。願わくば、ひと目――


 まぶたをこじ開けるとあまりの眩しさに、もう一度目を閉じた。
 体の節々が痛み、かすれたうめきが喉から漏れると、周囲が騒々しくなる。
「大丈夫か?」
 品の良い口ひげをたくわえた男性が、青ざめた顔を近づけて私の額に手を当てた。
「よく無事で……」
 肩を震わせ、妙齢の婦人が泣いている。父母だ。
 徐々に意識がはっきりとしていく中で、自分のことを心配してくれる家族が他人のように思える。
 ――いや、先程まではたしかに他人だったのだ。

 私は14歳で生涯を終えた。ここではない世界の話だ。
 私は怪人と呼ばれる存在であり、世界を滅ぼす思想をもった組織の手駒だった。名前は記号で、怪人になる以前の記憶はない。
 言われるがままに殺し、奪い、最後は敵対する何かによって殺された。
 その記憶が蘇ったのが先程のこと。母と買い物に出た街道で暴れ馬にはねられた私――マリエッタ・ガンディーニは、確かに前世で悪人だったのだ。
 みるみる顔色が悪くなる私を心配した父が、自分と医者以外の人間を下がらせる。
「精神的な衝撃が大きいのでしょう。怪我は治癒魔術が効いております。周りのものがあまり不安がらず、ゆっくり休ませてあげることです」
 父と昔なじみの医者は、診察の後に優しく語りかけて去っていった。父は手を握り、安心なさい、ここにいるからと微笑みかける。私がまどろみに落ちるまで、そうしていてくれた。


 翌朝には体の痛みはひいていた。呼びつけられたのは最高位の魔術師だったのだろうと思った。
 私が14の年まで何不自由なく過ごしたこの屋敷は、父、ガンディーニ伯のものだ。
 一人娘として生を受け、蝶よ花よと育てられた私は、礼儀作法を学び、やがてしかるべき身分から婿をとってこの領地を受け継ぐ――それが当たり前だと思って生きていたのだろう。そう、ぼんやりと思う。
 前世の記憶は私を変えてしまったのだろうか。それともまだ事故の後遺症が残っているのだろうか。
 今のすべてが、なにか他人のもののように思えて仕方がないのだ。そう思う自分自身に薄ら寒さを感じる。
 私がマリエッタなことに間違いはない。だけど、記憶の中に浮かぶ風景にマリエッタではないものがはっきりと、質感を伴ってある。この世界とはまるで異なる科学や生態系の知識がとりだせる。それはすべて私ではない彼女のものだと言い聞かせても――血肉の臭いが鼻を刺す。
「失礼いたします」
 軽やかなノックの後に、メイドが水差しをもって入ってきた。
「まあお嬢様、目が覚められたのですね。すぐ旦那様と奥様をお呼びいたします」
 微笑みかける彼女に礼を告げると、驚いた顔をした。
「お嬢様、どこかよろしくないようでしたらお医者様を……」
「……大丈夫よ?」
「そうですか……? まだ声の調子がよろしくないような気がいたしましたので……何かあれば呼び鈴を鳴らしてくださいね」
 メイドはこちらを振り返りつつ退出する。足音が聞こえなくなってからため息をついた。
「……やっぱり、私は変わってしまったのかしら」

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続きません。
ネタバレとしては

意識生命体のラスボスが人間のっとり、地球征服完了後。
すっかり地球を食い尽くして、怪人含めみんな人間の体を捨てて宇宙を意識生命体として放浪。他の惑星にたどり着いた。
意識生命体がこの惑星の人間の体に馴染むためには、魔力というやつがどうにも邪魔だったために
魔力がまだ弱いor発現できない赤ん坊〜幼児の意識の隅っこに居座って、
じょじょに自分をなじませながら体を乗っ取りまた惑星を食い尽くそうとしているのである。

自分でない自分の記憶や知識に戸惑いながら暮らすマリエッタは、ある日すでにのっとられてしまったものに出会い
それをきっかけに「m310」の意識が復活する。が、m310はマリエッタの意識を乗っ取ることをよしとせず
二人の少女の奇妙な脳内同居がはじまった――。

つづきません。
posted by 池永マサモト at 19:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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